葬儀コラム

これだけは知っておきたい お通夜マナー

お通夜
何かとマナーや決まりが多い「お通夜」。
「初めてお通夜に参列する」または「久しぶりに参列するのでマナーを確認しておきたい」という方もいらっしゃることでしょう。

今回は、参列前に知っておきたいお通夜マナーについてご説明します。

お通夜とは

お通夜とは葬儀前日の夜に、喪家・会葬者と故人様がお別れをする場を指します。

18時〜19時の間に開始するのが一般的で、式は1時間ほどで終了します。学校や会社帰りにそのまま立ち寄る会葬者も多くいらっしゃいます。

お通夜の流れ

お通夜の流れ

お通夜当日は、定刻の10分前には斎場に到着するようにしましょう。

受付後は、前から詰めて着席します。喪家側とその他の会葬者側で席が分かれる場合もあるので、係の人の誘導に従いましょう。

僧侶の読経後(地域によっては読経中)、喪主、家族、その他の会葬者の順でお焼香が行われます。

お焼香が終わり次第、法話(仏教の教えに基づいた話)が始まります。終了後、僧侶は退場し、喪主の挨拶で閉式となります。

最後に、故人様の供養と会葬者へのお礼の席、通夜ぶるまいがあります。不参加でも礼儀に反するわけではありませんが、お誘いを受けたら、予定の許すかぎり参加しましょう。準備された食事に手を付ける行為が、故人様の供養になるからです。

お悩みが多いお通夜マナーについてお答えします

お通夜で、特に悩むことが多い服装・式場での対応・お焼香のやり方についてご説明します。

お通夜には何を来ていけばいいの? 服装マナー

しきたりや地域によって会葬者の服装は異なりますが、一般的な服装マナーは以下の通りです。

「真っ黒」でなくてもOKだが、色味はおさえて

お通夜であれば、グレーや濃紺でも構いません。持っているもので柔軟に対応しましょう。ただし、光沢のある素材や華美な服は不適切です。
退勤後にそのまま向かう場合は、ビジネススーツでも参列可能です。

露出度に注意!女性の服装

露出を控えるため、膝が隠れる長さのアンサンブルやワンピース、長ズボンの着用を推奨します。夏場であれば、袖丈は5分袖より長いものを選びましょう。

シンプル重視で!男性の服装

ジャケットに決まった形はありません。パンツはシングル、Yシャツは白無地を着用しましょう。ネクタイ・靴下は黒色にします。靴は飾りがない革靴、紐で結ぶタイプのデザインを選びます。

式場で迷わない!受付や喪家への対応

御霊前

お通夜の会場に着いたら、受付で記帳後、お悔やみのことばを伝えます。受付担当は喪家と親しい人や親族が担当するケースが多いしているため、「ご愁傷さまです」「心よりお悔やみ申し上げます」等のことばを掛けるのがベターです。香典袋は受付の方に、両手で差し出して渡しましょう。

家族葬や小規模の葬儀では、受付を設けないことがあります。その場合、喪主に直接お悔やみのことばを伝え、香典袋を渡しましょう。

お焼香のやり方

お焼香のやり方

お焼香は右手の親指と人差し指、中指の3本でこぼれない程度つまみます。つまんだお焼香は目の高さまで上げ、香炉の中に落とします。
宗派によって回数は異なりますが基本は1〜3回、他の会葬者の行う回数を整列中に確認しましょう。

会葬者の信仰している宗派がある場合、その宗派に沿ったやり方でもかまいません。

お焼香中、数珠は左手に持ちます。終了後、数珠を挟むように手を合わせ遺影に向かい、一礼します。最後に喪家へ一礼して席に戻りましょう。

マナー以上に大切なのは「お見送りする気持ち」

お通夜でもっとも大切なのは、故人様を心からお見送りする気持ちです。「訃報を聞いて、取るものもとりあえず、急いで駆けつけた」というのがお通夜の意味合いです。それゆえ、葬儀よりも軽装での出席もマナー違反ではありません。

花セレモニーのある浦和では、通夜への参列でも正装の会葬者が多いのですが、最近では略式礼装の方も見受けられます。マナーも大事ですが、何よりも、お悔やみの気持ちを届けるという想いでお通夜に参列すると良いでしょう。

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