メリット・デメリット

  • 家族葬のメリット・デメリットについて

    • メリット

      お身内のみご参列のため、宗教者の了解を得られれば「こんな形で故人を送りたい」「お別れをしたい」とのご希望に応えやすい葬儀形態です。
      参列者への対応を減らし、故人と向き合う時間を長く取ることができます。人数の把握もしやすいため式場や料理等の規模の無駄も最小限にできます。

    • デメリット

      当日のご参列をご遠慮いただくために、長ければ1ヶ月程度の間 葬儀に参列されなかった方々が週末ごとにご自宅まで弔問に訪れるといったこともあります。
      また、「なぜ知らせてくれなかったのか」という反感を招く場合があるほか、香典収入が限られるために葬儀費用はその大部分をご家族内で賄わなくてはなりません。

  • 直葬のメリット・デメリットについて

    • メリット

      参列者の方々には火葬の当日のみご参集いただくため、多忙の方や遠方にお住まいの方にご都合をつけていただきやすいプランです。
      式はなく火葬のみのため費用を大幅に抑えることができます。費用をかけたいことだけを的確に執り行います。

    • デメリット

      家族葬と同様で、生前故人様にゆかりのあった方々が週末ごとにご自宅まで弔問に訪れるといったことがあります。また直送をする場合は菩提寺があれば住職の了解を得る必要があります。

  • 市民葬のメリット・デメリットについて

    • メリット

      公営式場の使用料は他の式場より安価です。
      式場に火葬場が併設されている場合は霊柩車やマイクロバスの費用も抑えられます。
      ほか、白木祭壇常設の斎場も多数あります。

    • デメリット

      市民葬は一般的にも需要が高いため、ある程度葬儀までの待ち日数がかかります。
      公営斎場を使うには故人や喪主がその地域に住んでる必要があるなど一定の条件があり、どこの斎場でも使えるわけではありません。
      その他にも祭壇常設斎場は斎場によって飾りつけ等の制約もあります。故人様の付き添い(泊まり)や通夜終了後の故人様の自宅移動も禁止とされている場合がほとんどです。

  • 一般葬のメリット・デメリットについて

    • メリット

      一般葬の場合は当日にご参列をいただくため、葬儀終了後の弔問対応を抑えることが可能です。
      お葬式は故人ゆかりの方々と顔を合わせる機会です。故人様に代わり直接感謝を伝えることができます。
      一般葬であれば参列者からの香典収入もあります。

    • デメリット

      家族葬に比べると参列者へ多くの対応が必要です。その分、故人様と過ごす時間や想う時間が限られることになります。参列者の方々が多ければ正確な参列人数を把握するだけでも困難な作業です。式場での席数や会食、返礼品の準備など、参列人数に応じて考慮しなければならないことが多数存在します。

  • 自然葬のメリット・デメリットについて

    • メリット

      墓石代金や維持費がかからないため、基地管理費等に比べて費用を抑えることができます。
      お墓参りやお墓の管理も必要ないので居住地が遠方でも後々の負担がかかりません。
      また、女子系一家や子、孫にもお墓の継承が発生しません。

    • デメリット

      一度粉骨・散骨してしまうとやり直しが利きません。当然ですが遺骨が自然に還ってしまうので遺骨が後世に残らないうえ、お墓参りもすることができません。
      そういった理由から周囲の反感を招く恐れもあります。

  • 自由葬のメリット・デメリットについて

    • メリット

      字のごとく自由な形で個人を送ることができるプランです。
      形式がないので送る側が自分たちで葬儀の形態や流れをプロデュースすることができます。

    • デメリット

      まず、故人様ゆかりの遺品の展示コーナーや映像、音楽などを取り入れたい場合、多数の公営斎場が使用不可となってしまいます。ホテルの場合は遺体の入館自体や線香・焼香を禁止しているところも多く、式場の選定が最初の大きなハードルとなるでしょう。それだけでなく、葬儀の形式や流れを決める送る側のプロデュース力も必要です。
      自由葬となると、故人に近しい参列者の方々、特に年輩者への理解が得られにくいこともあります。
      また、菩提寺があれば住職の了解が必要です。

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