葬儀コラム

故人様の個性を大切にお見送りする「花祭壇」とは

花祭壇
花祭壇とは花で作られた祭壇のことを指します。日本人の9割以上が行う仏式葬儀は「白木祭壇」が主流ですが、近年「花祭壇」が増加傾向にあります。
今回は、多様化する葬儀の中で生まれた花祭壇についてご説明します。

花祭壇について

花祭壇は主に仏式葬儀で設置される祭壇です。近年増加した家族葬の祭壇は、参列者が少ないため小規模になります。「人数が少なくても祭壇だけは華やかにしたい」と選択する方が増加したようです。

他の祭壇との明確な区別はありませんが、白木祭壇がベースでも祭壇を「花」が占める割合が多い場合、「花祭壇」と呼ばれます。

花祭壇は、宗派に沿わない方式なので宗教色が薄く、オリジナリティに溢れ自由度が高いのが特徴です。
宗派によって異なる祭壇の一例として、日蓮正宗祭壇は、ベースは白木ですが青々とした常緑高木の樒(しきみ・しきび)を使用します。神式祭壇は、白木で作られた祭壇に三種の神器のレプリカを設置したものです。

生花・造花で雰囲気が変わる花祭壇

花祭壇で使用される花は「生花のみ」「生花・造花混合」「造花のみ」の3つのパターンに分類されます。

生花のみの花祭壇

「生花のみ」の花祭壇は、生花でしか味わえない花本来の美しさ匂いが感じられます。
花の香りが喪主や会葬者の心を安らげてくれることも。葬儀会社によって異なりますが生花は、出棺の前に、棺の中に納めます。
美しさは生花の花祭壇が一番ですが、時期やタイミングによっては希望した花が入手できない場合もあります。

「生花・造花」混合の花祭壇

「生花・造花」が混合している花祭壇もあります。故人様やご親族の希望で、どうしても使いたい花があり、季節の関係で入手できない花造花を使用します。しかし、造りのいい造花でないとそこだけ不自然に目立ってしまう可能性が。また花祭壇で使用した造花は、素材によっては納棺できない場合があります。

「造花のみ」の花祭壇

「造花のみ」の花祭壇は、季節に関わらず好きな花を好きなだけ設置できる利点があります。生花では難しい、冬にひまわりを多く使用した花祭壇や、夏にクリスマスローズの花祭壇が実現できます。生花が入手できないことで起こるデザインの変更もありません。
自由度の高い造花の花祭壇ですが、ひと目で造花と認識される可能性があります。造花のレベルが気になる場合は事前に確認しましょう。

花祭壇の費用と規模

一般葬における花祭壇の値段は60万〜90万です。使用する花の種類や量を増やすと値段も比例して高くなります。
花祭壇は一回使用した生花を使い回すことはありません。そのため使い回しの印象が強い「白木祭壇」よりも費用に納得しやすい、と考える方もいます。
また「生花のみ」「造花のみ」「生花・造花混合」によっても値段が変わります。依頼する葬儀会社の花祭壇にどんな種類があるのか、確認することが重要です。

花セレモニーの花祭壇の場合

花祭壇
花セレモニーはお花屋さんが経営している葬儀会社です。お花に詳しいからこそ「伝えた花と違う種類で祭壇が作られている」「イメージが違う」ということがないよう、打ち合わせの段階で丁寧にご説明できます。
また、花を安く仕入れられるため、低価格で花いっぱいの花祭壇が実現できるのも強みです。
花セレモニーの花祭壇は、遺影額に使われる花のみ造花、祭壇は生花を使います。どうしても季節の違うお花を使いたい場合は、ご相談し、造花にて対応しています。

決まったデザインパターンからも選べますが、故人様一人ひとりの個性に合わせた花祭壇も承っております。「故人様の故郷の花を使いたい」「色を統一したい」といった要望もお受けします。
故人様の最後を、納得の行く形で飾りましょう。

花祭壇なら、さいたま市の花セレモニーへ

突然訪れる、大切な人とのお別れの時。「悲しみの中で、何から手をつけていいのかわからない」という方もいらっしゃいます。
花セレモニーでは、のこされたご家族が安心して故人様をお見送りできるよう、丁寧にサポートさせていただきます。

さいたま市にある花セレモニーは、お花屋さん出身の葬儀社です。そのため、リーズナブルな価格でありながら、お花をふんだんに使ったお葬式が可能です。
「思いをつたえる火葬式」や「小さな家族葬」など幅広いプランをご用意しており、「生前葬」にも対応しています。心のこもったあたたかいお式にできるよう全力でお手伝いいたしますので、さいたま市エリアでの「小さなお葬式」「花いっぱいのお葬式」は、一度、花セレモニーにご相談ください。

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