葬儀コラム

【梅雨時期のお葬式】雨具・服装で気をつけることは?

黒い傘
傘の出番がだんだんと増えてくるこれからの時期、気をつけたいのが傘を始めとした雨具の取扱いです。雨で濡れた路上を革靴やヒールで歩くと、滑りやすく危険なこともあります。
今回は、梅雨の時期だからこそ注意したい、雨具の取扱いと喪服についてご説明します。

雨具の使用は黒の傘が無難。傘の刺繍は控えめならOK

お葬式に行くときも普段使用している傘でかまいませんが、シンプルで落ち着いた色柄のない黒い傘がベターです。
落ち着いた色の折りたたみ傘なら、冠婚葬祭や改まった場にも使えるので用意しておくと便利です。

黒い傘がなければビニール傘でもよし

「傘を購入したばかりだから、黒の傘を購入したくない」「無地だけど色が派手」という場合は、比較的安価で購入できる柄の入っていない透明白色のビニール傘を使用しましょう。

傘の柄の部分に目印を付けておこう

預けたり傘立てに入れたりしたときに、似たような色の傘が集まると自分のがわからなくなる可能性があります。傘の持ち手部分に目印を付けておくと安心です。

水との相性が悪い革靴は前日から防水加工をする

革靴がベターとされている葬儀が、雨の日にとりおこなわれることもあります。革と雨は相性が悪いので、雨用にポリエステル製布製の靴を用意しておくのも良いかも知れません。わざわざ準備するのは…とためらってしまうのなら、革靴を雨から守る対策をします。

革靴を雨から守るには、防水スプレーだけでなく、靴用クリームも塗布するようにしましょう。油分を含んでいる靴用クリームを使用することで、水を弾く効果が期待できます。
クリームをまず塗り、乾いてから防水スプレーをかけると、強度が上がるそうです。防水スプレーは1回だけでなく、スプレーが乾いたら何度か繰り返し塗布するとさらに強度が上がります。

履いた後もしっかりケアする

履き終わったその日のうちに、クロスで中側・外側の水分をしっかりと拭きます。ゆるく丸めた新聞紙を革靴の中に入れ、つま先をあげて1日〜2日ほど風通しの良いところに干し水分を抜きましょう。

雨で滑りやすいときは、靴に細工か歩き方を工夫する

底がつるつるしている革靴やヒールは、雨の日に履くと滑りやすく転倒の危険性があります。ラバーソールラバーシートを購入時に付けておくと安心です。
デザイン重視で、貼るのに抵抗を感じるのなら全体には貼らず、体重が掛かりやすい土踏まずから先端にゴムを貼る半貼りがおすすめです。

今回だけ滑り止めが必要なら、貼ってはがせる滑り止めステッカーを用います。
またこれらの準備が間に合わないときは、警視庁が推奨している絆創膏を底に貼る方法を活用しましょう。

歩き方を工夫する

歩き方を少し変えるだけで、転倒の可能性がぐっと減ります。体の重心を前方にし、かかとから落とさず足裏全体を下ろすようにゆっくり歩くと、滑りづらいといわれています。
いつもより歩幅は少し狭めますが、左右の脚の幅は狭くしないことが大切です。

ひどい雨ならレインブーツ(長靴)を履いて、革靴を持っていく

雨が激しく革靴やヒールでの参列が困難なら、レインブーツの着用を考えましょう。
履物を履いたまま葬儀がとりおこなわれるのなら、替えの靴を準備しますがお座敷なら必要ありません。

濡れた喪服は拭かず、抑えて水滴を取る

拭いてしまうと、スーツの質感が悪くなるだけでなくタオルの繊維がついてしまうため、雨粒はタオルではたくか、抑えて取りましょう。
ウォッシャブル・防水加工のスーツを購入時に選ぶのも手です。

また交通量が多い道を歩くと、泥がズボンにつくことがあります。その場で無理に落とさず、乾いてから爪で弾いて落とします。それでも残ったときは、汚れている箇所の下にタオルを置いて、洗剤をつけた歯ブラシでトントンと叩いて処理をします。

濡れたままだと、エアコンの風で冷えることがあります。タオルだけでなく、ストールひざ掛けを準備しておくと良いでしょう。

レインコートの利用も考える

子どもが着用するイメージの強いレインコート(カッパ)ですが、雨が強いときや強風を伴うときは傘との併用がおすすめです。
また、人通りの多い道路では傘の使用が困難なことがあります。薄くて軽いポンチョタイプのカッパを着用することで、傘がぶつかるといった精神的ストレスが軽減されるだけでなく、雨対策としても有効です。雨が激しくなければ、100円均一のお店で扱っているもので十分です。

雨がひどいのなら交通手段を考えよう

雨がひどく会場まで歩くのが困難なら、徒歩以外の交通手段を考えましょう。
なれない喪服に身を包む葬儀は、精神面だけでなく身体的にも負担がかかります。そんな状況で雨の中行動すると、自分が思っているよりも体力を使います。式中や式後に体調が悪くなってしまうかも知れません。
タクシーや、コミュニティバス等を使用し、自分が一番負担のかからない方法で葬儀会場に向かいましょう。

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